オフィスデザインについてのコンテンツ

オフィス家具の種類と役割

オフィス家具とは、オフィスにおける業務や執務に必要な設備や道具の総称です。執務用のデスクやチェア、収納家具など、その種類は多岐にわたります。

これらの家具は、オフィス全体の雰囲気を左右するだけでなく、そこで働く人の集中力やモチベーションにも大きく影響します。

近年では、ABW（Activity Based Working）やフリーアドレスなど、柔軟性やコミュニケーションを重視したオフィスデザインがトレンドとなっています。オフィス家具も、これらの新しい働き方に対応したものが求められています。

体格に合ったサイズを選ぶ

オフィスチェアは、長時間座ることを前提に設計されているため、体格に合っていない場合は、腰痛や肩こりの原因になる可能性があります。

特に、座面の奥行きと高さは重要です。

座面の奥行きが浅すぎると窮屈でリラックスできず、「座り心地が悪い」と感じることがあります。一方で、奥行きが長すぎると深く座ることができず、太ももや膝の裏が圧迫されることもあります。一般的に、適切な座面の高さの目安は「身長×1／4」とされています。座面高は、足の裏全体が床につく高さが理想です。

作業内容に適した機能を選ぶ

オフィスチェアは、作業内容に適した機能を選ぶことが大切です。長時間のパソコン作業が多い場合は、アームレストやヘッドレストが付いているチェアを選びましょう。アームレストは、腕を支え、肩や首への負担を軽減する効果があります。ヘッドレストは、頭を支え、首の疲れを軽減する効果があります。

一方、デスクワークだけでなく、会議や来客対応などで頻繁に立ち座りを繰り返す場合は、キャスター付きのチェアがおすすめです。キャスターがあれば移動がスムーズになり、作業効率がアップします。また、昇降機能があれば、デスクの高さに合わせてチェアの座面高を調整できるので、快適な姿勢を保てます。

素材やデザインにもこだわろう

チェアの素材やデザインは、座り心地だけでなく、オフィス全体の雰囲気にも影響を与えます。通気性の良いメッシュ素材は、夏場の蒸れを防ぎ、快適な作業環境を提供します。一方、レザー素材は高級感があり、重厚な雰囲気を演出します。また、オフィスデザインとの調和も考慮してチェアの色や形状を選ぶことで、よりスタイリッシュなオフィス空間を実現できます。

作業スペースと収納力をチェック

快適な作業スペースを確保できるかどうかは、デスク選びで最も重要なポイントです。デスクのサイズが小さすぎると、書類を広げにくかったり、パソコン作業時に窮屈な思いをすることになります。反対に、大きすぎるデスクは部屋を圧迫するだけでなく、掃除の手間も増える原因に。

デスクを選ぶ際には、収納力も重要な要素です。書類や文房具などを収納できる引き出しや棚が付いていると、デスク周りをスッキリと整理整頓できます。自分の仕事内容や所有物の量に合わせて、必要な収納スペースを確保しましょう。

デスクの高さに注意する

デスクの高さは、作業効率や体への負担に大きく影響します。適切な高さのデスクを選ぶことで、長時間の作業でも疲れにくく、快適な環境を実現できます。

適切なデスクの高さは、身長や座高によって異なります。一般的には、天板の高さが床から60～72cm程度の範囲が理想的です。しかし、最も大切なのは椅子とのバランスです。椅子に座った状態で腕を机に乗せ、ひじが90度になる高さが適切といえます。

素材やデザインで選ぶ

オフィスには、スチール製や木製など、様々な素材のデスクがあります。耐久性を重視するならスチール製、温かみを重視するなら木製を選ぶと良いでしょう。

また、デスクのデザインも様々です。

シンプルなデザイン

洗練された印象を与え、どんなオフィスにも馴染みやすい

個性的なデザイン

オフィスにアクセントを加えたい場合におすすめ

このように、素材やデザインによってオフィスの雰囲気は大きく変わります。チェアやカーペットとの調和も考慮して、自社のオフィスデザインに合ったものを選びましょう。