【大阪】オフィス内装工事の種類を解説！相場や注意点についても解説

【大阪】オフィス内装工事の種類

オフィス内装に関連する工事には、いくつか種類があります。ここでは、そのなかから主要な工事の種類をご紹介します。

床工事

床はオフィス全体のイメージを左右するため、とても重要な工事です。一般的なフローリングやフロアタイルのほか、カーペットで床工事を仕上げるなど様々な方法があります。

また、オフィスの床下にはOA機器の各種配線を通すのが一般的です。多くのケーブルを効率的に配置したい場合や、後から配線を追加する可能性がある場合にはタイルカーペットを採用するなど、ニーズにあった床工事を行いましょう。

壁工事

壁面クロスの張り替えや塗装工事、防音工事などがあります。壁面のデザインはシンプルに仕上げるだけでなく、モザイク調やレンガ調などおしゃれな雰囲気を取り入れたり、コーポレートカラーを採用したり、様々な工夫が可能です。

天井工事

天井の内装工事には、ボード工事や塗装工事などがあります。最近では、照明器具の配置を自由に変更できるシステムタイプの天井を導入したり、あえて工事を行わず、開放感のある天井に仕上げたりする例もあります。天井は、床面や壁面のイメージと合致するデザインを選ぶことが大切です。

パーテーション工事

オフィス内を区切りたいときに行う工事です。パーテーション工事には、エントランスや会議室の間仕切り設置のほか、喫煙ブース設置などがあります。

電気工事

オフィス内で使用する電子機器のためには、電気工事が欠かせません。電気工事の種類には、コンセントやブレーカーの増設、スイッチ工事、LED照明工事などがあります。

空調工事

社員が快適に働くためには、空調の設置が欠かせません。設置や増設など、建物全体の構造を把握して、必要な工事を行いましょう。

防災・防犯工事

防災工事や防犯工事は安全なオフィス作りのために必須です。熱感知器や煙感知器の設置、誘導灯やスプリンクラーの導入、セキュリティゲートや入退室管理システムの導入といった工事があります。

原状回復工事

賃貸オフィスの退去の際には、原状回復工事が必要となります。原状回復工事では、塗装や壁紙の張り替えなどを行ってオフィスを借りた当初の状態に戻したのちに、クリーニングまで行うのが一般的です。

【大阪】オフィス内装工事の相場

内装工事にかかる費用は、そのオフィスの規模や理想とするレイアウトによって大きく異なります。そのため、相場を決めることは難しいのですが、一般的な目安として、1坪に対しておよそ10万～30万円が相場だといわれています。

理想とするレイアウトを実現させるためには、さらに費用がかかるケースもあることを覚えておきましょう。オフィス移転にあたってスケルトン物件を選んだ場合には、1坪あたりの工事費用が40万円程度にアップすることがあります。

スケルトン物件は、床材や壁材、天井などの内装が撤去されていることがほとんどです。この場合にはすべての設備を1から作り上げる必要があるため、結果的に費用が高額になってしまうのです。

工事費用を抑えたいのなら、前のテナントの設備を再利用できる居抜き物件を選ぶのもよいでしょう。

オフィスとして使われていた居抜き物件を選べば、空調設備や消防設備をそのまま使用できる可能性があり、費用を抑えることができます。

【大阪】おしゃれなオフィス内装にするおすすめのコツ

オフィス内装をおしゃれに仕上げたいなら、評判のいい信頼できる業者に依頼するだけでなく、以下の3つのポイントを意識してみましょう。

カラーリングを統一する

おしゃれなオフィス内装には、色の効果的な配置がとても重要です。好き勝手に様々な色を取り入れてしまうと、イメージにまとまりがなく雑多な雰囲気のオフィスに仕上がってしまいます。洗練された雰囲気を取り入れたいのであれば、効果的なカラーリングを意識しましょう。

おすすめなのは、アースカラーやニュートラルカラーで統一されたオフィスデザインです。また、ホワイト系やグレー系など落ち着いた色合いを導入すれば、デザインのバランスがよくなります。

アクセントになるオフィス家具やインテリアを用意する

シンプルなオフィスデザインを選択すると、全体的に地味な印象になってしまうことがあります。おしゃれなオフィスを作るためには、アクセントとなる家具やインテリアを選定してみましょう。

自然素材のミーティングテーブルを使用したり、リフレッシュスペースに大きなソファを用意したりするだけで、オフィス全体のイメージが変わります。また、観葉植物やオブジェなども取り入れて、レイアウトを工夫していきましょう。

理想の雰囲気を演出できる照明を選ぶ

照明の種類によって、オフィスの雰囲気は大きく変化します。オーソドックスな蛍光灯を導入するのもよいのですが、おしゃれなカフェにあるような吊り下げ型の照明や間接照明を取り入れてみるのもおすすめです。

照明を選ぶときには、明かりの色合いにも注目しましょう。従来の昼光色はすっきりとした色合いですが、温かみのある昼白色や電球色をあえて選んで、オフィスの雰囲気を和らげるのもおすすめです。

【大阪】オフィス内装の注意点

評判のいい業者を探して内装工事を依頼する前に、以下の注意点を把握しておきましょう。

機能性を意識する

オフィス内装の工事というと、デザイン性に意識が行きがちです。しかし、デザインを重視しすぎると使いにくいオフィスになってしまう可能性があります。

オフィス内装や家具のレイアウトを考えるときには、作業動線や効率を考えておきましょう。従業員にとって使いやすいオフィスを作り上げることが、企業の生産性向上につながっていきます。会議室や応接室には防音性が求められるため、防音効果の高い壁材を使用するのがおすすめです。

原状回復を想定しておく

オフィスを退去するときには、原状回復を求められるのが一般的です。内装にこだわりすぎると、原状回復に高額な費用がかかってしまう可能性もあります。

そのため、工事をする時点で、原状回復にどれだけの費用がかかるのかも見積もっておくとよいでしょう。後々のことを考えながら計画を進めていけば、将来のリスクを回避できます。

契約内容の詳細まで確認する

工事を行う際は、デザイン会社や施工業者と契約を交わすことになります。このとき、工期や費用に関する取り決めを詳しくチェックしておくことが大切です。

例えば、工期が遅れてしまうと社内の業務に大きな支障が出るおそれがあります。こういったときに保証を受けられるよう取り決めをしておけば、万一の際にも安心です。

また、費用面を詳しく確認し、追加費用の有無など気になる点があれば、納得いくまで話し合っておきましょう。

工事の進捗をまめにチェックする

完成したオフィスがイメージと違っていた場合、修正にはかなりの時間がかかることがあります。認識の相違を防ぐためにも、工事中にはイメージ通りに進められているかをチェックしておきましょう。

また、スケジュール通りに工事が進んでいるかをこまめに確認することも重要です。