和ッとたたみかける
2021/01/14
緊急事態宣言が発令された東京都含む1都3県に続き、
大阪府等でも本日から緊急事態宣言が発令されました。
そんな今朝の電車内の密度はいかほどか、、、
なんとなく予想はしていましたが、ほぼいつも通りでした。
とにかく感染しないように気を付けるしかありませんね。
そんな今日はメーベルはこんなことも出来ますよという事例をご紹介します。
先日、弊社からほど近い場所にございます学校法人常翔学園様の和室「常翔庵」の畳と襖の新調を実施しました。
ではどのような流れで施工をするのか、写真で追っていきましょう。
(今回、常翔学園様に許可を戴き写真の掲載をしております。この場をお借りして御礼申し上げます。)
まずは既存の畳・襖を取り外し、畳の下に溜まっていた埃を取り除きます。
窓の外から見える庭が風情を感じてとてもステキです。
そして新たな畳を設置します。
いぐさの薫りがとても気持ち良いです。
その流れで襖も設置するのですが、
サイズやレールのわずかな歪みなどの関係上、持ってきたそのままの状態では設置できない場合もあります。
そんな時はどうするか。
ぶった切って、
削る。
職人さんの技が光るその場での微調整によって襖を設置でき、スムーズにスライドが出来るようになります。
ちなみにこの「常翔庵」というお部屋は茶道部さんが主に使われているようで、それが如実に出ている写真がこちら。
一般家庭では枠に爪や指を引っ掛けて開けるのが主流で、枠に傷がつきやすい傾向にあります。
しかしそのような開け方は茶道ではもってのほか。
しっかりと把手を使って襖の開け閉めをされているので、把手部分に傷や汚れが集中しています。
一方で枠は全く傷ついておらず、茶道部さんがしっかりとしきたりを重んじていらっしゃるのが一目でわかります。
ちなみに掲載した写真に記載されていますが、施工日が昨年のクリスマスでした。
欧米の文化全開な日に畳と襖の新調とはなかなか乙なもので、私にとっても印象深いクリスマスになりました。
そんなこんなで施工完了した畳と襖の新調。
お客様にもご満足いただいて、安堵12割喜び25割でした。
ビジネス関係でも休憩室などで畳を使われることがあるかと思います。
畳にご興味ございます場合は弊社までお気軽にお声掛け下さい。